インタビューの準備
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インタビューを依頼する人に連絡をとり、自己紹介をします。(まず電子メールを送付し、その後電話で連絡をしてもよいです。)最初の電話では、
- なぜその人がインタビューに適しているか、なぜその人に興味をもったかなどの点から、あなたの目的を説明します。
- インタビューで議論する魅力的な事業やプロジェクトの選定をお願いしましょう。
- インタビューにおいて、話し手の言葉でテープおこしを行うことと、何を学習したかを記録するため、録音することを知らせましょう。
- 守秘義務について確認しましょう。指導教官以外の人に「プロファイル」見せる場合、インタビュー回答者に「プロファイル」を送付し、内容を確認してもらうことを伝えましょう。明確な許可無しでは、指導教官以外の人と「プロファイル」を共有しないことを伝えてください。
- インタビューの実施に関する質問にはすべて回答しましょう。そして、インタビュー回答者がテープおこしを確認し、レビューできる可能性を評価します。
- インタビューを計画しましょう。インタビューの長さを確認しましょう。プロファイルのインタビューでは、一般に、40分から90分程度でしょう。インタビューは、他から邪魔が入りにくい静かな場所で行う事を確認しましょう。
- あなた自身が出向く場合は、道順を確認しましょう。
- インタビュー回答者に同意書を電子メールで送付し、インタビューの取り決めを書面で確認するとともに、どのようなストーリーをお願いしたいのか再確認しましょう。
- 準備物(テープレコーダーとカセットテープ(90分以上か120分以上)、もしくはIC型ボイスレコーダ)を確認しましょう。もし、電話インタビューを行う場合は、邪魔されない場所に電話があり、電話からの声を録音する道具があるか確認しましょう。もし、道具を借りる場合は、予約しておきましょう。
- 道具に慣れるために使う練習をしておきましょう。
- インタビュー回答者が働いている組織や状況などに関する文書や経歴を読んで準備しましょう。こうした情報はインタビュー回答者から直接得られますし、ウェブでも閲覧できるでしょう。
- インタビュー回答者に何を質問したいか考えましょう(「インタビューの質問の作成」参照)。質問を準備し、徐々に難しい質問となるように並べましょう。質問は、簡単に読めるように、十分に大きいフォントを使って、きちんとタイプしておきましょう。
- インタビューのスキルを磨いておきましょう。テレビなどで熟練のインタビューの聞き手を観察しましょう。この教材のインタビューの抜粋を読んだり、インタビューの録音サンプルを聞いてみたりしましょう。(※これらの和訳は省略しています。)
- もし、あなたがこのようなインタビューの経験が少ない場合、質問や道具の使い方、インタビューでのノートの取り方などを練習するため、クラスメイト、友達、家族を相手にインタビューを試行してみましょう。