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テープ起こし

書式設定と編集

完成したプロファイルはどんな体裁ですか。

ストーリーの流れを維持した段落で構成し、行間を広く(by-line)とります。質問と回答の形式は、一つの文章として再構築します。1ページ目の先頭には、タイトルとインタビューの聞き手であるあなたの名前を記載します。

タイトルはどう書くとよいですか。

タイトルを決めるよい方法は一つではありません。多くの人は編集の最後にタイトルを決めるでしょうが、最初からよいアイデアが浮かぶ場合もあります。プロファイルの中心となっている課題やアイデアや、読み手の関心を引くようなタイトルを考えましょう。良い案が浮かぶまで、仮題を使うとよいでしょう。

節などの見出しをつけるべきですか。

いいえ。見出しをつける作業は、インタビュー回答者である話し手にストーリーを運ばせず、あなたに節の要約をさせてしまいます。 

新しい段落はどのように始めればよいですか。

ほとんどの学生はプロファイルをとても少ない段落で作成しますが、そうしたプロファイルはとても読みにくくなります。1つの段落は4-6行を目安として作成するとよいでしょう。

新しい意見や考え方が始まれば、新しい段落を開始します。音読してみて、意見や考え方の途中で音読が停まった時は、段落をわけましょう。 話し手が変わった時は、毎回、新しい段落にしましょう。

どのように話の中断を示せばよいですか。

話し手の話が中断した時には、―や・・・を入れると、読み手の理解を助けることができます。

引用符を使うべきですか。

プロファイル自体がとても長い引用ですが、ストーリーの中での会話などに引用符は使うべきです。

例) 私は「了解しました。やってみて、コミュニティミーティングの結果を見てみましょう。」と言った。 しかし、マリアは、「なんですって。あなたは正気なの?」と答えた。  

引用文では、引用符の内側に句点や疑問符を入れます。

聞き手である自分の質問やコメントはどうすればよいですか。

削除してください。もし、話し手のストーリーが質問文なしでは明確にならない場合は、その質問文に(括弧)をつけて話し手のストーリーの中に入れましょう。

[テープおこし]   Q:彼らが行おうとしていることについて、何が心配でしたか。どのような対応をしましたか。   A:彼らと個別に話そうとしました。

[編集版]  (私は彼らが行おうとしていることが心配だったので)彼らと個別に話そうとしました。